はまかぜ通信 ~ Personal

紀州 雑賀崎 底曳き漁師のブログです

  

6月23日

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農家の方に ズッキーニをたくさん頂いたので おすそ分けしたら 美味しそうなピクルスになって戻ってきた。
結構なおばあさんだけれど 緑と黄色のズッキーニを差し上げただけなのに 
人参を加えて 3色ピクルスに作ってくれるなんて センスあるなあ。

このズッキーニをくださった青年は 東京から Uターン脱サラで ふるさと紀の川市で 就農された。
ご両親は兼業農家だったのに 農地を広げて 専業で頑張っておられる。
その彼が この前言っていたことが ずっと 気になっている。

紀の川市には JAの直売所で全国一の売上といわれる「めっけもん広場」がある。
とれたて 美味しい農産物や生花などを 市場より安く売っているので
近隣の消費者だけでなく 大阪 奈良などからの 大勢のお客さんで いつも賑わっている。
彼の農園も ご両親の時代から めっけもん広場に野菜を出している。

「めっけもん広場」の素晴らしいところは 消費者にとっては 「ええもん安い」。
生産者にとっても 市場へ出荷するより高く販売できる 直販のメリットはある。
また たとえば リタイア後 少し農業をやっているような高齢者にとっては
少量では 市場へ出荷しにくいところ 販売できる場所があるということは 嬉しい。
農業は小規模でも 種や苗の仕入れから 肥料や消耗品などで 経費はかかるので
生産物が売れるというのは 助かるし 励みにもなるだろう。

だから ズッキーニの彼に
「紀の川市には めっけもん広場があっていいね」って 言ったら
「いやいや それが・・・・」と ちょっと 渋い顔で答えた。

「めっけもん広場」には リタイア後 趣味程度に農業をされている方が 採算を考えず安価で野菜を販売するので
農業で 生活しようと 適正価格を設定して売ろうとする 若い農業者の野菜が 売り負けする。 という。

ああ それは 今 私たちの直接販売もそんな感じになっている。
農産物と違って 同じ漁港で水揚げされる魚の品質はどの船も ほぼ同じだから
販売するとき設定した価格の差は 売れ方の違いになる。 
売りたい人は だんだん安売り競争になる。
もちろん それぞれが 個人事業主だから 何をいくらで売ろうと 自由だ。
魚を求める人にも 安い方が良いに決まっている。
だけど う~ん もう 浜での直販はやめておこう という人も 少なからずある。

「めっけもん広場」で言えば リタイア後の農業者は 現在 高価な農業機械を保有しているから農業をしているが
もし 高価な機械が 壊れたら 再度 投資して 農業を続けるかどうかは わからない場合も多い。という話も聞いた。
 
だれも 悪気があるわけじゃないけれど みんなにいい方法っていうのは 難しいな。
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6月2日

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6月の予定です。

朝10時出漁 夜帰港です。
夜は 早い船は 19時頃から 帰港しますが 20時から21時頃帰港する船が多いです。

19日は 父の日で 漁休みです。
夏は ハモや 小エビなどを中心に 水揚げします。
漁果については フェイスブックでも 紹介していきます。
ご覧ください。



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