はまかぜ通信 ~ Personal

紀州 雑賀崎 底曳き漁師のブログです

  

2月18日
14日日曜日は 仲前で三社参り
16日 昨日は 和歌山県漁業連合会の 顔合わせ
17日 18日は 傭船当番。
休漁中でも 忙しくしていますよ。




旧正月休み中に いろいろ勉強させてもらおうと思って
漁師さん直送市場』で 魚を買ってみた

chokusouitiba3.jpg

石川県の鹿渡島定置の 鮮魚セット(送料 振込手数料入れて約5000円)。

ヤリイカ3尾
赤いのは コブダイ
一番下は アイナメ

ヤリイカは 剣先イカに 似ているけれど 別種らしい。
味がちがう。 剣先の方が 甘い。
刺身を作った。

chokusouitiba2.jpg

コブダイは納品書にコブダイ と書かれてあったけれど 一般的に言うコブダイじゃない。
調べてみたが 標準和名が わからない。
テスか ベラか ブダイの仲間のような感じがする。

chokusouitiba6.jpg

お刺身がおすすめだというので 作ってみたが 美味しかった。
高級魚なんだろうな という お味。
頭と骨も 焼いてみたけれど これも 想像したとおり 間違いのない美味しさ。

chokusouitiba.jpg

アイナメは 雑賀崎流に 砂糖もみりんも使わず 濃口醤油で 煮付けた。
こんな大きなアイナメに 出会ったことはない。
親父さんは 大喜びで ぺろっと 平らげた。

いつもは 送る側なので 初めて買う側になってみると
注文してから届くまで どんな魚が届くのか とても 楽しみだった。
自分たちは 毎回送っているので 慣れっこになってしまったけれど
この ワクワク感 届いた時の 感動は 忘れては いけない。
期待に添える様に 努力したい。




2000年に 「はまかぜ通信」を 作った時から
モールに出店しても 仲買に魚は売らない という方針で やってきた。

「漁師が命懸けで獲って来た魚を 安く買い叩きよって!!」と腹を立てても
従来の仲買さん 魚屋さんは 朝早くから 暑くても 寒くても 額に汗して働く 我々の同志だ。

しかし ネット販売の仲買さんは パソコンに来た注文を 漁師を働かせて 発送させマージンを得る。
とても 同志だとは 思えない。

だから 『漁師さん直送市場』の お話を頂いた時も お断りした。

断ったのに 食い下がってきた主催者のお人柄の良さに おもわず参加を決めてしまった。

参加を決めながらも 
「兄ちゃん そうそう 注文なんて 来るもんじゃないよ」と 思っていた。

販路を広めたいと思ってる 漁業者の手助けをしたいという 彼の 高尚な志のために
主催者が あまり 儲からないシステムになっている。
これでは ものすごく売れないと 会社は 潰れちゃうよ・・・と 心配する。

『漁師さん直送市場』に参加させてもらって 1年以上経った。
去年は 「はまかぜ通信」の鮮魚を 利用してくださる飲食店さんも 少しは増えた。
ネットで 鮮魚を買うということに 人々が 抵抗を感じなくなってきたんだね。

せっかく お取引の始まった飲食店さんの 期待に添えるように
『漁師さん直送市場』が もうちょっと 繁盛するように がんばらなな。
スポンサーサイト

category: 未分類

tb: 0   cm: 2

  

2月10日

16nen2gatu.jpg

2月の予定 UPするの すっかり遅れてすみません。
既に facebookでは お知らせしてきましたが 2月5日から 20日まで 旧暦お正月で 漁は休みです。

16nenkyusyogantan.jpg

集落では  新正月が 一年の始まりですし 行政は4月が 年度の始まりですが
雑賀崎の漁師は 一年の始まりが 旧正月です。

船を係留させる場所は 毎年 旧正月ごとに 変わります。
5日に 錨のやりかえ という 係留場所の引越しがありました。

また 今年は 2年に1度の 底曳役員改選の年で 新体制が 始まりました。
8日に 底曳船主会の 全会員による 親睦会が地元旅館 潮風荘で 行われました。
9日には県庁などの 関連各所へ 新役員が 挨拶まわりに 行きました。

伝統的な旧正月の行事もあるので 旧正月は 毎日 慌ただしく過ぎます。

16nenkyusyo_201602101028067d9.jpg
kyusyo4.jpg
kyusyo5.jpg

旧暦お正月の賑わいは すっかり過去のものになってしまいました。
漁船数も 集落の人口も 減って 寂しいかぎりです。

しかし 時代遅れのような 旧暦お正月ですが 
❶ 1月末から2月は 厳寒期で シケの日が多く 水揚げ量が期待できない。
❷ 1月末から2月は 魚の消費量が減って 水揚げ額が上がらない
そこで 近隣の小さな漁協が 新暦で お正月休みをとり
規模の大きな 雑賀崎の漁船が 旧歴で お正月休みをすることによって
市場の 魚の流通量を 調節して 魚価の安定に繋がる という 合理的な理由が あるのです。

旧正月休みが終わったら いよいよ春が来ます

category: 未分類

tb: 0   cm: 0

プロフィール

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム