はまかぜ通信 ~ Personal

紀州 雑賀崎 底曳き漁師のブログです

  

10月26日

「今年は こんな年なんだな・・・」と 誰もぼんやり 感じている。

先週 金曜日 現役漁師が一人亡くなった。
先週の今日は まだ 沖で バリバリ働いて 魚を獲っていた人間が
今日はもう 煙になったり 灰になって 姿を変えてしまった。
事故ではなく 心筋梗塞か 心臓の血管の破裂か そんな病気だと聞いているが
きっと 魂はまだ 浜で お天気がいいのに漁に出ない私たちを 心配してくれていると思う。

今日は また別の漁師の船長の親が亡くなって 明日は 総休み。
良いおばあさんだったけれど もうしばらく 患っておられたようだ。

今年は 不幸事が多い。
「こんな年なんだな」と 皆 感じている。

長いこと 漁師をしていると いろいろな年がある。
毎週のように 台風がやってきて 1ヶ月も 2ヶ月も 遊んでしまう年もあった。
大きな海難事故が 何度も続く年もあった。
クラゲの大発生の年。 ヒトデの大発生の年。 
そして 不漁で 沖に船を出せない時も。
思い起こせば 産業排水で水質汚染の時もあったし
オイルショックの時なんかも 大変だったな。

その度 「今年は こんな年」と 諦めて ジタバタしたい気持ちを 収めてきた。

「シオナオシ」という行事がある。
漢字で書けば 「潮直し」か・・・
漁に出られないことが あまり長く続いたら 各丁ごとに 集まって
仕切り直し 明日から また頑張りましょう の酒宴のこと。

漁師に限らず 一次産業に従事する人は きっと この 待ちの姿勢を持っていると思う。

待てば海路のひよりあり

・・・・・ あっ。雑賀崎には 「漁師に金貸すな」ということわざもあります。



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10月15日

yuhi4.jpg

きれいだな と思って 写真を撮りました。

40のデータで 社会経済統計を活用して分析した 法政大学の2014年幸せ度ランキングでは 
和歌山は 32位だって。

祭り休みで 今週は 休漁です。

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10月3日

14nen10gatu.jpg

13日から 冬時間での漁になります。
朝4時出漁 午後3時前後に 寄港します。

5日は 雑賀崎小学校の運動会で 漁は 休みです。
14日から 18日は 秋祭りで 漁休みです。
今月も 働く日が少ない!!




思いもかけない 御岳山の噴火で たくさんの犠牲が払われたこと 心よりお悔やみ申し上げます。
自然災害が 本当に多いなあ と 感じます。

街に居たら あまり感じないかもしれませんが
台風18号の接近で 雑賀崎の漁船は 避難港へ移されました。
またまた 漁は しばらくお休みです。




フェイスブックで 『減船』 って言葉使ったら 
「減船ってなに?」 という反応が 結構ありました。

減船とは 水産用語で 国際的な規制強化、資源の減少、漁場管理の理由によって、漁船隻数を削減すること
コメが余っているから・・・・という 減反 とは ちょっと事情が違う。

和歌山県では こんな感じ 主要漁業構造改革計画

この前 ニュースで 和歌山県の漁業者の高齢化が進んでいるので
若い後継者の育成が大切 なんて言ってたけれど なんだか裏腹な感じがする。

行政が  ブランド化をもくろんでいる 足赤エビだって
その多くを 雑賀崎の漁業者が 水揚げしているのに
 「紀州活け足赤えび」 の人気が定着した頃は
それを水揚げする 漁業者がいなくなっちゃうのは どんなもんでしょう?

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