はまかぜ通信 ~ Personal

紀州 雑賀崎 底曳き漁師のブログです

祭り休み  

10月30日

旧暦9月23日は 鎮守の神社の秋祭りで 30日まで 漁休みでした。
台風27号の影響で 祭り休み前から出漁できなかったので 随分長い休みになりました。

10月に 台風が5つも 日本に接近するのは 初めて・・・というとおり
海水温が高くて この秋は 魚も遅れ気味です。
そろそろ水揚げのあるべき 足赤エビも なかなか揚がらず
休み前は バッタリでした。
明日からの 漁に 期待したいです。




用事で 紀の川市に出向いたので 久しぶりに 「めっけもん広場」へ行ってみました。

mekkemon.jpg

めっけもん広場は 地元JA の 生産者直売施設で 
売上が非常に順調で 直売施設としては 成功した例として有名です。

駐車場には 和歌山県内だけでなく 大阪 奈良など県外のナンバーの車が 多く見られます。

mekkemon2.jpg

平日なのに 店内も 新鮮でおいしい農産物を求めるお客さんで いっぱいでした。


めっけもん広場は 小さな兼業農家にも 少ない量でも出荷できる機会を作ったことで
リタイアを考えていた高齢者に やる気を起こさせ 地元に活気をもたらした・・・・と
以前 和歌山大学の市民講座で 聞いたことがあります。

いいもの安くの消費者にも 作るのが楽しみになる生産者にも どちらにも利のある施設とは
素晴らしい。
まあ もちろん 運営には いろいろな トラブルもあるだろうけれどね。




休み前に 連中のヒロちゃんが 漁船を買ったので 
親類 友達が 乗り換えの 手伝いなども休み中に 行いました。

連中というは 友達の中でも 義兄弟の契を交わした・・・と言われるぐらい特別な友達で
雑賀崎に 古くからあるシステムです。
少年が 青年になるぐらいの年頃に 4~5人から 10人ぐらいのグループを作って 連中となります。
連中は 血のつながりがなくても 兄弟付き合いをします。
女子も 連中のような 特別なグループを作りますが 連中と呼ばず 朋輩と呼びます。

ヒロちゃんは 漁師をやめることになった 雑賀崎の漁師の船を 譲り受けたのですが
他の人の船を 自分仕様に細工しないと なかなか 思うような漁は出来ないのです。
その作業は 大変な手間なので 仲間が皆で 助け合うわけです。

ヒロちゃんの 船のお祝いに 大漁旗を 連中の連名で贈ることになりました。
大漁旗を作ることを ハタをキル と言います。
どんな漢字を当てるんだろうね。






スポンサーサイト

category: 未分類

tb: 0   cm: 0

台風26号  

10月20日

26号台風でも 各地で多くの被害を出し たくさんの尊い命が失われたこと 心よりお悔やみ申し上げます。



こちらでも 台風の影響をとても心配していましが 幸い 和歌山市内は 雨 風とも 大したことなく 台風が去ったあとは すっかり 秋の空になりました。

2013taifugo.jpg

18日金曜日 出漁しました。
大気は 秋風吹いても 水温は まだまだ高く 期待される 足赤えび の水揚げは まだありません。

masu.jpg

1キロぐらいの こんな魚を 曳きました。
雑賀崎で言うところの 「マス」。
キジハタか それモドキか ・・・・ クエの仲間 ハタ科の魚です。

この手の魚は 間違いなく 美味しい。
魚は 焼きが一番というけれど
醤油という 万能調味料を手にした日本人なら この魚は煮付けが一番かな。

マスなんて 下(紀北より南地域)で 自分の網するところではないので 曳いたことなかったけれど
こんな魚を曳くというのは やっぱり 台風で潮の流れが変わったか 海水温が高いのか。

あまり美味しそうで 自分で食べてしまいたかったけれど そこを我慢して 京都の市場に出荷しましたよ。

category: 未分類

tb: 0   cm: 0

台風24号  

10月7日

台風24号接近に伴って 6日早朝より 船を避難港へ移しました。
海上には 既に うねりが出てきています。

今度の台風で 和歌山は 進路の東側になりそうです。
台風は 進路の西側より 東側の方が風が強いので 
今度の台風は ちょっと心配だと 皆 警戒しています。




yuhi3.jpg

奥和歌大橋からの夕陽。

category: 未分類

tb: 0   cm: 0

10月の予定  

10月2日

13nen10gatu.jpg

今月も休漁日が多くて 恐縮です。
26日から30日までは 鎮守の宮の 秋祭りのため 漁休みです。
旧暦 9月23日が 祭り当日ですが 特に 行事はありません。
この時期 漁を休むのは いよいよ 夏の漁と 冬の漁の 入れ替えの時期に当たるからかもしれません。

14日から 操業時間が変更になります。
あさ 4時に出漁して 夕方寄港します。

冬の 石ケタ漁も解禁になるので エビや ヒラメを獲りに出る船もあるかもしれませんが
解禁になったからといって 水温や 潮の加減で まだ たくさんの水揚げ見込めそうになかったら
しばらく 板こぎ漁を続けるかもしれません。

やはり 祭り休み以降が 石ケタ漁の本番です。




水温が すこし下がって 和歌浦湾のウボゼは 下の方へ移動してしまったようです。

仕方なく 金栄丸も 下に漁に出ているので 寄港時間は 只今 夜8時頃。

秋カマスも 多いです。

2013akikamasu.jpg

塩焼きや 干物に加工することも多いですが 秋のカマスは 脂がのって おいしい。
雑賀崎名物 アセ巻寿司のネタにも使われます。

kamasususi.jpg


寿司のネタのことを 寿司のコ って 言うのは 標準語じゃないそうですね。
和歌山市内では 寿司のコ で 通ると思うのですが・・・




先日の漁で 一番の稼ぎ頭は 1キロ弱の 白甘鯛。

siroamadai2.jpg

甘鯛には このような白っぽいのと もう少し色の赤い甘鯛があるけれど
白の方が 断然 高い!!

友達が この前曳いたのは 2キロ余りで 市場で 2万円と言っていたから
1キロ弱でも まずまず する。

こんな高価な魚は とても 口にできないので
小さな 半端ものの 甘鯛を 自家用に。

yakigusi.jpg

やっぱり 焼きが一番かな・・・

甘鯛のことを 雑賀崎では 「グシ」って言うよ。

category: 今日のこと

tb: 0   cm: 2

プロフィール

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム