はまかぜ通信 ~ Personal

紀州 雑賀崎 底曳き漁師のブログです

2012年 直販会  

11月26日

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昨日は 雑賀崎の浜で 魚の直販会が開かれました。
通称 「えび祭り」

本当は 23日に予定していましたが お天気悪くて 25日に延期されていました。

当日に限って 活け足赤えびを破格の価格で販売したためか 浜は 大変な人出でした。

魚の直販は この日に限らず いつでも やっています。

出漁した日に 夕方3時頃 雑賀崎漁港に来ていただけたら
寄港してきた船から 直接魚を購入することができます。



今までは ある程度 浜の様子のわかった方が 買いに来てくれていたので
あまり トラブルはありませんでしたが
一般の方が 大勢 訪れるようになって ちょっとお願いしなくてはならない事ができてきました。



車は気を付けて 乗り入れてくださいね。
小さな子供や 高齢者が 浜には たくさんいます。
浜の道は 車専用道路ではなく 漁港の仕事のための道路です。

漁師は 魚屋さんではないので 小銭を用意してくれると 嬉しいです。
最近は 漁師側も お釣りを用意していますが
500円程の魚を買うのに 一万円札を出す お客さんが 2人も3人も続くと
「お釣りなんかあるかいな!!」ということになってしまうのです。

バケツや クーラーボックスなど 魚を入れるものを持ってきてくれがほうが
ご自分の車を汚さず 良いと思います。

トロ箱に並べられた魚は 箱買いするのが マナーです。
既に 箱に並べられてしまった魚を 1尾だけほしい ということは できないと思ってください。
箱に並べる前の魚から 1尾ほしい 2尾ほしい と言ってください。


漁師は 魚屋さんではないので 売りたくなかったら 魚を売りません。
直販することにしても 必ずしも すべての漁師が 肯定的でもないのです。
時代だから・・・・ 
地域の活性化のためだから・・・・
そういう思いで 魚販売をしている漁師もあります。

もちろん お客さんと話するのが 楽しくて 
特に 娘ほどの歳の 可愛い女の子には ついつい おまけしちゃうという漁師も多いですが。


歳をとった身体にムチうち 沖での疲れた身体で 出荷作業をしている老漁師に
時価 5千円も6千円もするであろう魚を 千円 2千円に値切ろうとしているお客さんには
「やかましい! 向こうへ行ってくれ」と もめてることも たまにあります。
値切りは 関西人の習慣かもしれませんが
漁師には 命をかけて 獲って来た魚という 自負があります。
節度のある 値切り方を しないとね・・・


魚の直販は 少しづつ 浸透してきています。
市場や小売業者との共存 適正利益の確保 浜の安全の確保など
問題は山積ですが
雑賀崎という集落のため 先細りの漁業者のため
直販が 少しでも 助けになると いいなあ。

 
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category: 今日のこと

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木枯らし  


11月14日

お天気ずっと悪いです。

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北風・・・木枯らし っていうのは これからの時期 定番だけれど
最近は 竜巻に ゲリラ豪雨。
気候も変わってきたな と 実感します。

暑かったときは あまり 食べたくなかった 魚の煮付け。
美味しい季節になりました。

写真は 赤舌平目の 煮付け。

雑賀崎では 魚の煮付けに 砂糖やみりんを 使わない家庭が多いです。

我が家は 魚は水から炊いて ほぼ火の通ったところに 濃口醤油を入れてひと煮立ちさせる感じ。
見た目黒っぽいけれど 中まで 醤油がしみていないので 塩辛くない。
白身魚の味を 醤油で損ねないように。

和歌山は 醤油発祥の地だから
醤油にこだわる家庭が多いよ。

全国的シェア№1のK社の醤油も 
雑賀崎で 魚を炊くのには あまり人気がないかな。

よく使われるのが ニシコの金牌。

金牌に限らず ニシコの醤油 雑賀崎にファンは多いです。





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祭休み  

11月10日

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雑賀崎の秋祭りは 提灯が吊るされ 旗が立つだけの 静かな祭です。

昔は 町内対抗の相撲大会などがあった記憶がありますが
太鼓や笛の祭囃子や 神輿などは 昔から 存在しなかった気がします。

「エビス神社」を「衣美須神社」と表記するのは 雑賀崎と その分祀の田野浦だけだと思う・・・・と
宮総代のイチロウさんが 言っていました。




春のご誕生日休みと 秋の 祭休みは  漁師にとって 言わばゴールデンウィークで
結婚式をこの休みに当てたり
また 休みを利用して 旅行に行くことも 多いです。

今年は 数年ぶりに 連中で 旅行に行きました。
今回は お伊勢参りです。



連中とは 昔から 雑賀崎にある習慣で
学校を卒業するぐらいの年齢の時 同じ年頃の男の子達が作る友達グループで
そのグループは 生涯 兄弟並みの付き合いをします。
ともに遊び 仕事も助け合い 結婚してからも 冠婚葬祭は 親族同様の扱いです。

職業には関係ないので 連中には 漁師もいれば 陸の仕事をしている人もいますが
私たちの連中は 漁師4人組です。

(ちなみに 同様の女の子のグループは 朋輩と言います。

この 連中・朋輩の習慣は 私たちの次の年代で 終わりで
今の若い人たちには 連中や 朋輩という システムがありません。)

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伊勢神宮外宮の社は 質素な茅葺きで 
「海上安全」「大漁祈願」「家内安全」「健康祈願」と
思いつく限りの お願い事にも 人間の欲の深さを 静かに笑ってくださるような
暖かさを感じました。

神社内の林は 本当に 清々しい。
紅葉も少し始まっていて とても美しかったです。

伊勢神宮に来ることが出来て よかった!!

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お参りしたあとのお楽しみ おはらい町で 赤福食べて 満足満足。


伊勢神宮は 修学旅行や遠足などで 学生さんも多く
若い方から 年輩の方まで いっぱいでしたが 
久しぶりに訪れた 二見の夫婦岩付近は さみしい感じでした。

あちこち 土産物屋も のぞきましたが 
赤福やスイーツ 可愛い雑貨屋さんは 女性客がいっぱいでしたが
どことも 海産物センターは あまり 物が売れている気がしない。

殻付き牡蠣が20個で発泡スチロールの箱に入って2000円なんて 安いと思ったけれど
売り子のおばちゃんの話では なんだか さっぱりみたい。

干物も 乾物も 佃煮も 健闘しているんだけれどね。

志摩の方で 一泊してきました。

どこの旅館も 美しくリニューアルされ 若い人がたくさん働いていて
地元和歌浦は ちょっと負けているなあ。
景色では 決して 引けを取らない筈なのに・・・


朝食の時 配膳してくれた 若い男の子に ご飯のおかわりを お願いしました。
朝から ご飯が 美味しくてね。
「大盛りで お願い。 なんども 盛ってもらったら 気の毒だから・・・」と 言ったら
小さくて 上品な ご飯茶碗に ご飯を てんこ盛りにして 持ってきてくれて
一同 大爆笑でした。

仏さんにお供えする 御飯(おんぱん)じゃないのだから
ご飯をそんな風によそったら いけないことは
行儀作法に無縁の 漁師たちだって 知っていることです。

たぶん今は 核家族で ご飯のよそい方をうるさく言う年寄りも無いんだろうな。

今の若い子は・・・などという気持ちは サラサラなく
なぜ 大爆笑なのか全くわからず 素っ頓狂な顔で立つ若い給仕さんに
「ありがとう ありがとう。 なんでもないよ」
自分の娘には ちゃんと 教育ができているのか 我が身を振り返り
美味しい朝食を いただきました。


紀伊半島の中で 三重は東側 和歌山は西側。
自然や気候が似ているところもあれば 外海と内海の 似ていないところもあり
大阪文化圏と 名古屋文化圏という違いもある。
楽しく リフレッシュできた2日間でした。

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11月になりました  

11月2日

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ケタ漁に変わりました。
足赤えび 赤舌平目 甲イカ中心の 海の一番底ものを獲る漁です。

特に今 足赤えびが 多い季節。

水揚げの少なくなる 12月下旬になると 足赤えびの需要が増えて 高騰するので
本当は 今が 一番 お買い得!!


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6日から 10日までは 祭休みです。

今月も休みが 多いなあ・・・

それでも 体力勝負のケタ漁では 週に2日か3日の出漁で 体は いっぱいいっぱいです。




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