はまかぜ通信 ~ Personal

紀州 雑賀崎 底曳き漁師のブログです

足赤えび を PR するということは?  

12月15日

この冬一番の 寒波がやってきました。
今日は シケで 漁休みです。

年末 やっぱり 目が回りそうな 忙しさで
ブログの 更新が できず すみません。

足赤えび 甲イカ 赤舌平目の漁が続いています。




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このところ 和歌山では 「足赤えび」の販売促進協議会ができたりして
海草振興局や 和歌山市で PRに 力を入れてくれています。

「アシアカ」という呼び方は 大阪などの市場で 呼ばれる名前で
地元では 雑賀崎では いままで 「赤エビ」 と 呼ばれてきました。
標準和名は クマエビです。

ネットで 検索してもらったら わかると思いますが
「アシアカ」「クマエビ」 は とくに 和歌山特産というわけでも ないです。
房総半島以南の太平洋  鳥取以西の日本海に生息しているということで
千葉でも 静岡でも 三重でも 徳島でも 瀬戸内海でも 佐賀でも 大分でも・・・・
どこでも 水揚げされている エビです。

その 足赤えびを 今年から「紀州 足赤えび」として PRして
販売促進協議会まで 作ってくれることになったのは
この 10年ぐらいの間に このエビが 和歌山市近海で 
非常に多く水揚げされるようになったからだと思います。
(黒潮の北上の影響か 温暖化の影響なのか・・・)

足赤えびは クルマエビと同様 甘みがあって 本当に おいしいエビです。
その上 すべて 天然物です。
可食部分も多いです。(身の部分が多い) 
エビは 和洋中 どんな料理にも活用されます。
だから「足赤えび」は 
以前は 知る人ぞ知る 高級食材として 取引されていました。

ところが 水揚げが多くなると 値崩れが起こってきます。
高級食材が グーンと リーズナブルな 価格で 市場に出回るようになりました。
料亭の食材ではなく 晩の食卓に上がることのできる お魚になったのです。
だから 多くの皆さんに このおいしいエビを召し上がっていただきたくて
PRしてくれるようになったのだと 思います。





「足赤えび は どうやって食べるとおいしいの?
 雑賀崎の漁師は 昔から どんなふうにたべていたの?」
と 訊ねられますが
昔は 漁師にとっても「赤えび」は ごちそうでした。
水揚げ量も少なかったですし 浜の相場も 今の3倍ぐらいはしました。

だから 伝統的な 食べ方と言われても 心当たりありませんが
素材を大切に シンプルな調理法が 一番だと思います。

もちろん 殻をむいて 生のまま かぶりついてもらえば お刺身になります。
一番 簡単で 新鮮なればこその 贅沢な食べ方です。

沸騰した湯で 塩ゆで
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色鮮やかに ゆであがります。
お正月の お重に入れると 豪華です。
殻をむいて そのまま食べたり 野菜とサラダにしたり・・・・
かき混ぜ(ちらしずし)の具材にもなります。
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塩降り焼
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シンプルな調理法ですが
焼いて水分がとばされる分 甘みが増して とても おいしいです。
冷えると 身が硬くなるので
アツアツを召し上がれ。


みんなが大好き 海老フライ
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付け合わせの グリーンレモンも 和歌山県産(もらいもの)です。
和歌山って 本当に おいしいものの宝庫だなぁ。

海老フライは 頭をつけたまま 揚げると ぐっと 豪華になります。
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頭の殻は かたいので 上手に剥いて 
目や ひげは 残して揚げると
頭から ぼりぼり 食べられます。




さて このエビは マンガン漁という 漁法で 水揚げされます。
マンガン漁は 海底の魚を 引っ掻きだす 海を荒す漁なので
雑賀崎では 秋から 春先の 半年しか行われいません。

厳寒期にも エビの水揚げ量は 減るので
11月 12月の今が 水揚げの最盛期です。

それに合わせて(若干遅い気もしますが・・・・)
12月19日17時30分~59分の
TV和歌山「わがまち 和歌山」という番組で
足赤えび のことを いろいろ 取材して 放送してくれます。
めっぽう かわいらしいレポーターが 浜に来てくれました。
和歌山県内しか 放送はありませんが よかったら ご覧ください。




和歌山県の基幹産業は 第一次産業です。

しかし 昨日 ニュースで 
日本一と自負する有田ミカンの畑でも
後継者不足で 放置されている所があると報道されていて
びっくりしました。
ミカン農家の友達は 皆 ものすごく頑張っているので
耕作放棄は どこかの 寒村の話だと 思っていたのです。

農業だけでなく 漁業も 後継者不足です。
この 就職難の時代 漁業に就労したい若者がないわけでもないでしょうが
漁業で食えない時代では 親も子供に漁業を自信を持って 勧めることができません。



たとえば 最近 帰港後 鮮魚を 浜で直販していること。
漁業振興 地域の活性化に 本当につながるんでしょうか?

直販すれば 漁師に わずかばかり 現金収入を増やすことになるでしょうが
十数時間 沖で 闘ってきた老体には 結構負担が大きいです。

浜値が一般化すれば 
卸売業者は 自衛のために 市場の魚を買いたたき
魚の卸売価格の ますますの下落につながりませんか?


私たちは 日々の生活に追われて
毎日 とりあえず 一生懸命働くだけで 過ぎて行ってしまうけれど
農村 漁村のこと 今考えていかないと 取り返しがつかなくなってしまうかも。


和歌山と言えば 江戸時代は 御三家で 
もしかしたら 邪馬台国紀州説だってある 
もともと 先進地域だったはずなのに
昨今の「関西州」構想でも
和歌山の役割は あまり ぱっとしなくて とても 残念。

輝け!!わかやま

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12月の予定  

12月10日

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は 漁休みです。
年末は 27日まで出漁予定ですが 例年 クリスマスぐらいが 漁の最終です。





あわただしい 毎日で またまた ブログの更新遅れて 申し訳ありません。

11月から お天気に恵まれて 出漁が 続いていました。

先日は 漁師仲間の娘さんの結婚式に 招待を受けて 出席しました。

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ご本人 ご両親はもちろん 老いたおじいさん おばあさんが 本当にうれしそうで
幸せな気持ちになった 式でした。




漁は 最盛期を迎えています。
その合間を縫って 役員たちで 和歌山の魚市場の視察に行ってきました。

自分たちの水揚げされた魚が きちんと売られているか
「セリ」を 形骸化している 「先取り」というシステムが
実際どんなものであるか 見てみたかったのです。

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今週は 水曜日から お天気悪くて 
その上 仲間漁船に事故があって 総休みになりました。

久しぶりに 数日休みになりそうです。

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冬本番  

11月30日

朝晩 冷え込むようになりました。
漁も 本格的な 冬の様子になってきました。

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この冬初めての 5キロを超えるヒラメは
そのままでは 売りにくいので 浜で解体して
小分けにして 小売しました。

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11月は お天気に恵まれて よく働きました。
一年中で 一番の 漁の最盛期になってきました。
もう一月 頑張るぞ!!

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