はまかぜ通信 ~ Personal

紀州 雑賀崎 底曳き漁師のブログです

日本一の夕日  

9月23日 晴れ

火曜日で 定休。
カラッとして さわやかな一日でした。

今日 秋分の日は 雑賀崎に
「夕日にハナがフル」という 言い伝えのある
ハナフリの日です。
美しい きらきらと光るものが 夕日に降る様子を
戦前は 素朴な年中行事の一つとして
子供も 大人も 連れもって 眺めに出かけたらしいです。

秋分の日は お彼岸の お中日ですから
仏教的な 意味合いもあったのかも 知れません。

悲惨な 戦争があって
それから 食べることに一生懸命な時代があって
しばらく 「ハナフリ」を 雑賀崎の住民すら 忘れていましたが
数年前から 雑賀崎を見直すグループの方々の 活動のおかげで
「ハナフリ」は ちょっとした ブームです。

20080923hanafuritodai.jpg

灯台から 夕日を見ようと 見学者で いっぱい!!


人間の 勝手な行動とは関係なく
お日さんは 昔から 
東からのぼり 西へ沈み続けてきたんだろうけど。




和歌山の人は よく 「美しい」という言葉を使うけれど
この 「美しい」は 標準語で使われる 綺麗という 意味だけでなく
「清らかな」とか 「神々しい」みたいな 意味もあります。
そういう意味を含めた 雑賀崎の人の
「今日の お日ぃさん 美しのう!!」
という 夕日。

和歌山の人は どうも 気が小さい。
日本中の人が 
「おらが村の 夕日は 日本一」と 自慢しても
和歌山の人は
「和歌山の夕日も うつくしで。 たぶん 日本で 8番目までには 入るかも」
という感じ。

やっぱり ここは 負けないように
「雑賀崎の夕日は 日本一」と
せめて 自称ぐらいしようと 思う。

で 昨日と 今日 2日にわたって 撮影した 雑賀崎の夕日。

20080922yukei.jpg

この写真は 2日のうちで 一番のベストショットだと 思っています。
海面に 影が綺麗に 映りこんでいるでしょう!?
ものすごく 凪ということ。
こんなに凪だと 魚が 入らなくて 
漁師にとっては いい日和じゃないね。

20080922yukei3.jpg

これは まあまあ?

20080922yukei5.jpg

これは 数分たってから 同じところを撮影したんだけれど
トンビちゃんが エエとこ 飛んでくれたし
沖の船も エエとこに 居てくれた!!

20080922yukei7.jpg

また ちょっと時間がたつと
夕日が 四国の山に落ちてしまったところ。
そう・・・・ 雑賀崎の向こうは もう 徳島なんだよ。

20080923.jpg

これは 23日。
ハナフリ伝説当日だけど 昨日より 雲が多い。

20080923hanafuri.jpg

レンズを ワイドにすると こんな感じ。

20080923bodakori.jpg

日没前に 雲に隠れちゃって ちょっと 残念。

どう?
やっぱり 日本一は 自称かなあ。











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休みは続く  

9月21日 曇り

台風は 大きな被害を出さずに 過ぎてくれました。
進行が とてもゆっくりだったので
思いもかけない長い休みになりました。
今日こそは と 思いきや
不意にやってくる 突風や ゲリラ雨の
不安定な お天気で 休みになりました。
火曜日まで 休みです。

その長い休み中に
漁師の関係者の葬式が 2件続き
高齢化が 進んでいるんだと 実感しました。

14日は 雑賀崎地区の 敬老会で
地区の70歳以上の方々に お祝いの品を渡す お手伝いをしました。

雑賀崎地区 人口約1600人。
敬老お祝い対象者が 4百数十名 
つまり 4分の1以上が 70歳以上らしいです。
日本が これから迎える 高齢化社会の 最先端を
雑賀崎は 走っているわけです。

だからこそ
雑賀崎のような 田舎に来ると 
都会では 定年退職されて 年寄り扱いの60歳代の方々でも
「あんたら まだ 若いから・・・・」と
地域での 核となる 大切な人材として 扱われます。
定年退職して ふるさとに帰ると みなに頼りにされて
「なんだか 心も 身体も 若返る」 と いう話を よく聞きます。
60歳代そこそこで 年寄り顔していたら
「ええ 若い者が・・・・」と 笑われますよ。




そういえば 車の高齢運転者の もみじマークもみじマーク
が義務化されたときも
都会と 私たちの周辺の 認識に違いを感じました。

新聞のオピニオンページなどでは
「年寄り扱い しよって・・・・なぜ もみじマークなんか!!」と
もみじマークを強制されることに反対の投稿を 
いくつも見かけました。

公共交通手段の充実していない 和歌山では
もみじマークの車は 非常に 多いです。
もみじマークは 一種の印籠のような 印象
『もみじ様が お通りになられる』 という感じを受けます。
もみじマーク様は 時に 交通ルール遵守ばかりでなく
参考に 走っておられるときが おありになる。
そういう時は 若いもんが 気をつけてあげないとね。


ドキッとするのは
 若葉マークもみじマーク
1台の車に もみじと わかばのマークが 2つ並んで張ってあるとき!!
「もみじなのに わかばなの!?」
「あぶない あぶない!・・・・車間距離開けて 走ろう・・・・・」

種をあかせば それはたぶん and じゃなくて or
きっと 免許取立ての孫が
「あんまり使わないんだから ちょっと貸してよ」と
じいちゃん ばあちゃんと 車を共有しているだけなんだろうな。
じいちゃん ばあちゃん と
あの交差点の 赤信号は長いとか
あの道は もう あそこまで工事が終わっているとか
共通の話題があるって ちょっといい。




木曜日の晩には
和歌山大学観光学部の 観光カリスマ講座 を 初めて 受講しました。

今回は 「じゃらん」という 旅行情報仲介業の
リサーチセンターの 玉沖仁美先生に
「観光地域づくりの考察」という題で 講義いただきました。

じゃらん宿泊旅行調査2008 で和歌山県は
大阪 兵庫など 近畿圏からの 旅行者が半分以上で
なんといっても 白浜あたりへの宿泊が多い。
夏休みなどに 家族が1箔で 
温泉でゆっくりとするのが 目的として 一番多い風呂
子供が楽しめるスポットの多さでは 全国4位ヘンダ普通
来訪者の満足度は 全国11位。

和歌山県では 大人の現地小遣いが 
全国平均より 約5000円少ないので
もっと 和歌山でお金を使ってもらう 余地が残っている 
・・・らしい。

名所 旧跡めぐりの旅行は もはや古い。
現地着地型 体験型の観光が 求められる と
考えられていましたが
2008年には 名所旧跡めぐりの旅の人気が
復活したそうです。
これは 団塊の世代が リタイアされたあと
こうした 名所 旧跡めぐりの旅行を好まれるためだ そうで
名所 旧跡なら 和歌山には たんと あるでなあ。

なかなか 興味深い 楽しいお話をたくさん聞くことができて
よかったです。
これも 休漁が長引いてくれた おかげですかね。







category: 雑感

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十六夜  

9月16日  雨 のち曇り

14日は 中秋の名月。
といっても 満月は 15日だったらしいので
今日は 十六夜 というわけです。

潮騒と 鈴虫の音と 薄雲のかかった 十六夜の月。
風流な人なら 一句思い浮かぶところですが・・・・

台風の進み方が とてもゆっくりなので
思いもかけない 長い休みになりそうです。
大きな被害がありませんように・・・・




アメリカの 大きな証券会社が破綻して
世界中の経済が どうにかなってしまうと
テレビでは 大きく報じられています。

証券会社と 何のお取引もさせてもらっていないので
「貧乏人には 関係のないはなしさね」 と 思っていたら
とんでもない
私たちの生活に 大きな影響があるらしいですね。
エライこっちゃ!!

もともと アメリカの貧乏人のローンの焦げ付きが
こうやって 回りまわって 
わたしたち世界中の貧乏人を苦しめているんだね。
どこの国の 政治家さんも
もっと 「性根」を 入れて 政治をしてもらわんと!!




連日報じられている 事故米の問題。
食物を扱っている人の 責任とか プライドとか
どこに行ってしまったんだろうね。

こんな いい加減な その日ぐらしの 漁師でさえ
炎天下 網からあげた魚の鮮度を保つために
どんなに 苦労していることか。




yakihamo.jpg

最近 魚の写真ばかりで 申し訳ない。

モリさんに シークヮーサーを いただいたので
ハモの 白焼きに 添えました。
生の シークヮーサーは 初めてだけど
スダチより ずっと ジューシィーです。

和歌山出身の サトウ先生は
秋刀魚には 青いミカンだと おっしゃいましたが
本当に 魚にかんきつ類は 相性が良いと 思います。



category: 今日のこと

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台風接近!?  

9月13日

今週は 水・木曜日出漁。
お天気のよい日が続いて 市場には 魚があふれているらしい。
水曜日には すでに 魚価低迷。
木曜日には 大きく暴落して
金曜日は 沖に船を出す人がありませんでした。

燃油は 今週 値下がりしました。
ところが 魚を入れる 発泡スチロール箱の値上がり。

たくさんの魚を獲って
箱を積み上げて 出荷しても
魚価より 経費が多すぎて 赤字では
沖に船を出せるはずもありません。

・・・・と 嘆いていたら
台風の進行方向が 怪しくなってきて
土曜日の今日 船を 非難港へ 移しました。
しばらく お休みです。




2008uboze.jpg

ウボゼ。
標準和名は エボダイ。
北限が紀伊半島らしいですから
東日本では あまりポピュラーでは ないかも知れませんね。
今週になって ずいぶん大きくなってきました。

鮮度が落ちやすいので
魚屋さんに並んでいるうちに すっかりくたびれて
「あまり おいしくない魚」だと 思っておられる方も 多いかも。
本当は 白身の 
焼き物 煮付け もちろんお刺身にしても
とってもおいしい魚です。


2008kamasus_20080914001121.jpg
カマスは 金曜日は少なかったけれど
木曜日は 多かったかな。
焼き物にすることが多いけれど
新しいものは ぜひ お刺身で・・・



さて ご家庭に届いた 鮮魚たちは
一体どうやって 召し上がってもらっているのか
と 思っていたら
MISAさんが ご自分の ブログで 
魚たちの 料理を 紹介してくださいました。

小エビを トムヤンクンにしてくれているなんて すごい。
トムヤンクンなんて 食べたことない!!
食べてみたい!どうやって 作るんだろう? と思ったら
トムヤンクンペーストが あるんだってね

category: 今日のこと

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9月の予定  

9月7日 晴れ

9月の予定です。
8nen9gatu.jpg




8月末から ずっと 不安定なお天気が続いて
毎日 どこかで ゲリラ雨。
どこかで 被害が出ています。

幸い 和歌山市内では 大雨がなく
先週は 月・木・金と 3日出漁しました。

海の中は 小鯵で コアジ で いっぱいです。

平鯵の子で 小さいながらも ものすごくおいしい。
獲れたては 3枚におろして お刺身にだってなる。

ところが ものすごく 安い。

いろいろな魚の水揚げ量が 多いためか 魚価が暴落しています。
出漁すればするほど 損が増える気がします。

その中で べらぼうな 高値が付いているのが
アシアカなどの 大型の海老類と マイワシ。

iwasi_20080908010442.jpg

こんな イワシを 10尾 箱に入れて 出荷したところ
一箱 3000円!!

確かに おいしいイワシです。
脂がのっていて お刺身にしても 最高。
でも イワシに 1尾300円も払わなくても いいでしょう!?
これは びっくりです。

残念ながら 1日操業しても 2~30尾しか 無い。
少ない魚は やはり 値が付くんだね。



category: 今日のこと

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