はまかぜ通信 ~ Personal

紀州 雑賀崎 底曳き漁師のブログです

5月の予定  

5月4日

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市場休みなどの都合で 連休は6日まで 漁休みです。

20日から24日までは ご誕生日休みです。
5月21日は 親鸞上人の生誕祭で この日に 魚供養や 海難事故犠牲者の法要があります。

5月24日からは 夏時間での操業です。
朝10時出漁 晩8時~10時ぐらいに寄港します。




5月18日は 休漁日ではありませんが 金栄丸は休漁します。
友達の 結婚式で お祝いに行かせて頂きます。


会費制の披露パーティで 「平服でお越しください」・・・と招待状にありました。

平服っていうのは 普段着という意味ではないよ と 教えてもらいました。

ダークスーツが一般的というけれど 普段 スーツを着る仕事でないので
礼服より むしろ 平服の方が難しい・・・

結局 百貨店に行って スーツを新調することになりました。

ポスターのモデルさんが来ていたスーツが欲しかったのだけれど
「こういうスーツは 流行があるので もう少しオーソドックスなものを選んだほうが・・・」とアドバイス頂き
グレーの 普通のスーツです。

ホリ君 これを着て お祝いに行くからね。
いつまでも お幸せに。

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10月の予定  

10月2日

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今月も休漁日が多くて 恐縮です。
26日から30日までは 鎮守の宮の 秋祭りのため 漁休みです。
旧暦 9月23日が 祭り当日ですが 特に 行事はありません。
この時期 漁を休むのは いよいよ 夏の漁と 冬の漁の 入れ替えの時期に当たるからかもしれません。

14日から 操業時間が変更になります。
あさ 4時に出漁して 夕方寄港します。

冬の 石ケタ漁も解禁になるので エビや ヒラメを獲りに出る船もあるかもしれませんが
解禁になったからといって 水温や 潮の加減で まだ たくさんの水揚げ見込めそうになかったら
しばらく 板こぎ漁を続けるかもしれません。

やはり 祭り休み以降が 石ケタ漁の本番です。




水温が すこし下がって 和歌浦湾のウボゼは 下の方へ移動してしまったようです。

仕方なく 金栄丸も 下に漁に出ているので 寄港時間は 只今 夜8時頃。

秋カマスも 多いです。

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塩焼きや 干物に加工することも多いですが 秋のカマスは 脂がのって おいしい。
雑賀崎名物 アセ巻寿司のネタにも使われます。

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寿司のネタのことを 寿司のコ って 言うのは 標準語じゃないそうですね。
和歌山市内では 寿司のコ で 通ると思うのですが・・・




先日の漁で 一番の稼ぎ頭は 1キロ弱の 白甘鯛。

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甘鯛には このような白っぽいのと もう少し色の赤い甘鯛があるけれど
白の方が 断然 高い!!

友達が この前曳いたのは 2キロ余りで 市場で 2万円と言っていたから
1キロ弱でも まずまず する。

こんな高価な魚は とても 口にできないので
小さな 半端ものの 甘鯛を 自家用に。

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やっぱり 焼きが一番かな・・・

甘鯛のことを 雑賀崎では 「グシ」って言うよ。

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5月の予定  

5月2日

昨日から ブログに 新しい画像が アップされなくなりました。
うちのパソコンの不具合なのかな?

今日から 日曜日まで (5月2日~5日)まで 祝日で 市場休みで 休漁です。

漁は 火曜日・土曜日が 定休です。
(これも 市場休みの都合です)

5月18日から 22日までは ご誕生日休みです。
うお供養など あります。

5月23日からは 操業時間が 夏時間に変わります。
朝 10時出漁 夜 9時ごろ寄港の予定です。

画像がアップできるようになったら カレンダー掲載します。


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よく休みました  

1月22日

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ようやく 出漁しました。
9日ぶり?10日かな?
先週は シケで 全滅です。
一日だけ 出漁できる日和があったのですが 警戒船の当番で 出漁できませんでした。

で 久しぶりの漁で この冬一番の平目。
3.7キロ。

頭の所の 傷は 平目が暴れるので 活け〆したあとです。
このあと 血抜きします。

私たちは 平目の新しさが わかるように 白い面を上にして出荷するなだけれど
一般の人には わかりづらいかな?

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こんな感じです。

雑賀崎では 平目と 鰈の呼び方に 差がない。
平目も カレ と呼びます。
・・・というか カレと言ったら 平目の事です。
他の平目・鰈の類は メイタ とか ガンド とか ミズガレイとか
それぞれの 名前で 呼びます。

これから 産卵するまでの 寒い間 平目 鰈の類は 肥えて 美味しい時期です。
今日のカレは 西麻布の料理屋さんに 行きましたよ。



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1月の予定  

1月4日

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新年は 6日から 出漁予定です。
5日の晩から 低気圧がやってきて 雨か雪 という予報があるので
6日出漁は 難しいかもしれません。

2012年は 思わぬ人々との 再会と 別れの一年でした。

心の隅に いつも 思っていた人と 再会できたことは とても嬉しいことでした。

また すぐそこにいた人たちが 急に 逝ってしまったことは
自分も歳をとった 証拠ですし 
一日 一日を 大切にしなければいけないと 実感しました。




2013年。
年明けの大発会は 明るい幕開けだったようですが
漁師には どんな一年になるのかな。

燃料費は 高止まり。

水揚げ量は増えていないし 魚価は 妙な下がり方をするし。

漁師の高齢化は 加速するし 漁船数は この20年で 半減しましたが
今後 10年で もう半減するんじゃないかな。




昨年 朝日新聞の和歌山版に 「紀のひと」というコラムが連載されていました。
たまにしか 読んでいなかったのだけれど
12月31日に掲載された 作家 辻原登さんの 「島になって 独立心宿せ」というのは 
とても 興味深かったです。

「紀州島」という 発想の提案。

和歌山は 島だと思え。
なまじ 半島だから 大阪や東京に頼って 高速道路をここまで引いてもらわないと という考えになる。
   ・・・・・・
紀の川や 和泉山脈ですぱっと切り離された海に漂っている 巨大な島だと そのくらいの気持ちになって いっちょやったろか と思ったらいい。
   ・・・・・・
全国から 工場を持ってくるとか 観光客を誘致するとかじゃなくてね。 みんな 東京と同じ生活を要求するから貧しいと感じるのであって もっと普通の 和歌山で生きていける範囲で生活していく。決して年間の収入で比べるのではなく 生活の質で言ったら すばらしい生活を 維持できる。・・・・




辻原さんって 知らなかったけれど 面白いこと考える人だよね。




漁師が 魚を浜で船から直販するのは 全国的にも 珍しい事みたいで
最近 ちょっと 取り上げられる機会が増えてきました。

現金収入が増えるという点では 漁師家計に いいことだし
魚食振興のためにも 新鮮な魚を 市民に提供できるのは 嬉しいことなので
いいな と 思うのだけれど
テレビや 雑誌等に 取り上げられて 
都会から ひとが たくさん来るのは どうなんだろう?と
ちょっと 思う。



わけのわからない人間が 浜に来るのは 漠然と 鬱陶しいな と感じていました。



年末 たくさんのひとが 浜に 魚を買いに来てくれて わかったのだけれど
雑賀崎の浜での直売は
大阪の黒門市場や 東京のアメ横での 商売人の 年末の大売出しとは違うんだよ。


自分たちが 寒い 寒い冬の海の上で 一日命懸けで 格闘して水揚げした魚を売っている という 
漁師たちのプライド。

「この間 分けてもらった魚 本当に おいしかったわ。
実家のみかんだけど 食べてよ」
「今日は 風 強かったやろう。 畑の白菜 もってきたったで」
「遅くまで ご苦労さん。近くに おいしいパン屋さんがあるねん。 アンパンたべるかい?」
お客さん側の 優しい気持ち。

和歌山の基幹産業は 第一次産業だからね
自分も 寒空で 食べるものを生産している人は その仕事の貴さを 知っている。

また 一日屋外で働いている人も 外仕事の大変さを わかっている。

競輪帰りの おっちゃんですら
「今日は 友達も連れてきたで~」と 売り揚げに貢献してくれる。



年末のテレビで 市場での商品の値切り方みたいな 番組を いくつか見たけれど
そんな 妙な値切り方をする客は 浜では いらないのさ。
だれも お客様は 神様だなんて 思っていないからね。


黙っていたって 「おいしい」って 喜んでくれる人には 大サービスだよ。


和歌山らしい 心のやり取りの ある 直販なので
和歌山島だけのものにしておきたいかな。



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